#3 美人の条件。

リクエストテーマの「美人」について一緒に考えていきたいと思います。みんなの考える、「美人の条件」ってなんですか?
Akane 2021.02.28
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こんばんは、Akaneです。今日のおしゃべりのお供は甘酒豆乳です。ふるさと納税で有機甘酒を届けてもらい、最近私の中で流行ってます。

前回の配信、「#2 仕事を辞めたいです」では、お仕事を辞めるか悩んでいるとご相談くださった方のお話だったのですが、たくさん感想をいただきました。(ありがとうございます!)そして思った。皆さんとても心が健やかだ。って。

頂いた感想の文章から、なんだか優しいものが浮き上がるような、そんな感じ。やりたいことに向かって頑張っていてワクワクしている方や相談された方のこの先を願ってくださる方、相談してくださった方からも前向きなお返事頂いて。わたしはそんな風に、メッセージを届けてくれた方々の柔らかな部分に触れさせてもらった気がしたんですよね。

ということで、改めまして!今日のテーマは 「"美人" を考える」。今夜もどうぞ適当に読み飛ばしつつ、お付き合いください〜👀

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白髪、小じわ、カサカサの美人

1回目配信後に「読むと美人になる本」をリクエスト頂いたんです。これは自分では思いつかなかったテーマだけれど、面白い!と、同時にすぐに思い出した本は石井ゆかりさんの『「美人」の条件』。

石井ゆかりさんといえは星読みで有名ですよね。だから、星と全く関係ない美人に関する本を出しているの、意外に思いませんでした?

石井ゆかりさんは、ご本人曰く、あまり美にこだわっておられるわけではない。でも、美にこだわりを持つスペシャリストたちの本が溢れる中で、美のど真ん中にいる人には見えないものを届けよう、というのがこの本。(美のスタンスは良し悪しじゃなくて様々で、立つ位置によって見えるものは変わるよねという感じに捉えてもらえるといいかも)

ハウツーも何もない、でも、「じゃない側」からの視点がもたらすハッとさせられる感じが、一度読んでも手放さずに5年もわたしの棚にいる理由なのかもしれません😏(買った日が5年前の今頃だった!)

この本の中で、ドストエフスキーの『罪と罰』の描写が紹介されているのですが、そこには、とある女性についてこんな風に書かれています。

髪にはもう白いものがまじり、うすくなりかけていたし、目じりにはもうかなりまえからちりめんのような小じわがあらわれ、気苦労と悲しみのために頬はおちて、かさかさになってはいたが、それでもその顔は美しかった。
『美人の条件』石井ゆかり p.180

なんか、、前半と、末尾の言葉は、合っていないように感じる・・・?

これを読んだ時に、パッと頭に浮かんだのは、徳島にいる藍染師のWさん。ちなみに髭がもふもふしている30代男性です。はじめて会ったのは彼が染めた衣類を見た時で、それは同時に彼の、藍で染まりに染まった爪やゴツゴツカサカサとした指先を見たときでもあって。それを、わたしは、めちゃくちゃきれいだ、って思ったんです。

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わたしが出会った美人さん

ちょっと話は飛ぶんですが2019年の夏も終わりのある日、わたしは知人の会社にいました。その時、なんとなく開いたインスタで、私が注目していた方が、恵比寿の有隣堂で本の発売を記念したサイン会を開くことを知ったのです。しかも、このあと先着順で整理券を配るというのではないか。私はすぐに帰り支度をして知人の会社を出ました。知人の会社は坂の下にあって駅まではかなりの上り坂。でも、かまわずその坂を駆け上がっていきました。

夏だし、暑いし、体力ないし(これは運動してない自分のせい)、もう、、と思いながら整理券の配布時間に駆け込んだ有隣堂。どうにか後ろから3番目くらいで整理券をゲットしたのです。この整理券にはなんと著者の方とサインに加えて5分間のおしゃべり時間が設けられていました。先着順なので、最後尾側のわたしは、その後2時間くらい恵比寿のアトレのDEAN&DERUCAで本を読んで過ごします。そして、満を持して時間の数分前にまた有隣堂に足を運んだのでした。

時間になり、スタッフの方に招き入れてもらい、著者の方の前に立った。その時。

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続きは、2349文字あります。
  • 美人の条件
  • 美人の「ありがとう」力。
  • 最後にこの一冊!
  • Q&A
  • 次回は!

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