#183 新しい文学と新しい散歩。
・事情と秘密と5人で散歩 / 『いつか月夜』
少しずつ秋の空気が濃くなって、気持ちが良い1週間だったでしたね。今週は、いかがお過ごしでしたか?
1年半続けた本屋(浅草橋・古書みつけ)での店番は色々な仕事が忙しくなってきてしまい、今週で一旦最後でした。
私は、定期的にやってくる「ゆるいデジタルデトックス」ブームが到来し、なるべく仕事用パソコンを仕事場に置いてくるようにしていました。おかげで夜の読書タイムが捗り満足です!
でも、仕事場にパソコンを置いてきたことをすっかり忘れて朝を迎え、在宅でMTG準備するかと座るも「パソコンがない...!」となるという...(不注意...)
さて、本的なニュースで行くと、10/10にノーベル文学賞の発表があり、韓国の作家ハン・ガンさんが受賞されました👏
記者会見はご本人の希望でされなかったのそうですが、代わりにインタビューを受けた作家でもあるお父様が受賞について「韓国語の独特な感覚を表現できる翻訳家との出会いに恵まれた」「(娘のことを)青は藍より出でて藍より青し(と立派に思う)」と表現されていたのが素敵でした。
韓国文学、人文書などは私はあまり詳しくないのだけれど、多く取り扱っている書店さんから出版社・クオンさんの存在を教えてもらって最近調べています。「新しい韓国の文学シリーズ」が注目👀 この「新しい韓国の文学シリーズ」の第1作目はハン・ガンさんの『菜食主義者』です。
ホワイトモカを、豆乳で、ホットで、トールで、熱めで。
今日はお散歩の小説をご紹介するんですが、その前にちょっと雑談を。