#186 ぼんやり者の読書家は世界を救えるか。
今日は文化の日です。ちょっとずつ寒く感じる時間も増えてきましたね。(ちなみに来週にはもう立冬なんですって...!)
今週はカレンダー上では3連休ですが、いかがお過ごしですか?
豆乳ラテを頼んだつもりが豆乳ティーだったぼんやり者...
私は立て込みモードのはずなのに、なんだかぼんやりしていて、臨時休業だと事前に聞いていた本屋さんに行って「あれ!」と目が覚めたり、豆乳ラテを頼んだつもりで「これください」と指差して、飲んだら豆乳ティーで「あれ!」と舌がびっくりしたり、PC仕事に疲れて身体をグッと伸ばしたら腕が当たって重ねていた本が雪崩れて「ああ....」としょんぼりしたり、そんな日々を過ごしていました。
本で言うと、今週は小説よりも人文系、社会の本を読んでいました。あと仕事関連の勉強の本ですかね。物語が恋しくなっているのでガツンと長めのドキドキする展開のものが読みたい気分です。
ちなみにそんな気分を満たしてくれそうな次に読む候補本は、染井為人さんの『正体』。
少年死刑囚が脱獄して、オリンピックの工事現場や旅館の住み込み、新興宗教の説明会、人手不足の介護の現場など様々な場所で逃亡を続けるお話です。物語における謎は「彼の逃亡の目的」。
今月末映画化されるらしく、「だから本屋さんでよく目立っていたのか」と納得しました。
さて、今週は、ぼんやり者の私が「もしかしたら、自分にも世界を救う何かができるかもしれない」という、大それたことを思って手にした一冊の本の話をさせてください。
ぼんやり者の読書家は世界を救えるか。
初めて見つけた時、この本、なんていいタイトルなんだろう、と私は思ったのです。