#199 睡眠は大事。でも、今夜は物語の続きが大事。
・一番下に読書会「みんなでいるのに無言で読書」(東京)の予告あります。
節分が過ぎ、一応春ということになりましたが、毎日寒いですね⛄️ 調子はお変わりないですか?
私は今週、だいぶ仕事が立て込みモードに入っていたので前半は読書から遠ざかっていたのですが、週の半ばに初めておじゃました書店さんでスイッチが入ってついつい4冊お買い上げ。

東京都・大田区 御嶽山駅にある老舗書店「藤乃屋書店」さん。2024年にリニューアル。
この「藤乃屋書店」さん、昭和50年代から続く老舗の書店さんなのですが、まちの本屋と新しさとが融合して、いつもの人も新しくくる人もすっぽり受け入れてくれるような雰囲気が印象的でした。
お店自体はそれなりの広さがあるものの、文庫棚は3,4つほど。行けば必ず欲しい本と出会える大型書店の魅力もさることながら、限られた棚の中にセレクトされた本を見るのもいいですよね。
その棚で「新刊でもなく、今話題の本でもなく、でもいい本(と思って選ばれて置かれている)」に出会ったとき、それは買い時なんだなと思います。私の場合、「あの時買わなかったけれど再会した」という本が多いかも。
そこで出会ってしまったのが、長らく「ほしい物リスト」にいた上下巻の本でした。確認したらリストに入れたのは2021年。ここで会ったら読めということでしょう。
そんなわけで仕事が終わった金曜日の夜、ソファに寝転び、手に取り始めたらそのまま、夜中の2時まで一気読みで上巻を読了。そのまま翌日気になり過ぎて寝坊の予定が、私にしては早起きをして下巻に突入し、お昼ご飯をすっぽかして下巻も読了。いやぁ、読んだ。という感じです。始まったばかりの土曜日をすでにやり終えた感あります。
前置きが長くてすみません。その本は、かつて、本屋大賞で大きな話題を呼んだ『かがみの弧城』が1位だった本屋大賞で2位の作品でもある、この小説。