#100 「行きつけの本屋さん」があると、読書QOL上がる説。

本一冊分の交通費を出してでも、1時間かけても、明日届かなくても。
Akane 2023.02.26
読者限定

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか?☃️

私は、ちょっと読めない期間に入っていましたが、平常運転に戻りつつあり、「本当は今日、仕事やったほうがいいんだろうな」と思いながらも意を決してパソコンをパタンと閉じ、本屋さんへ繰り出しました。(思い切りが大事)

向かったのは、家から1時間の本屋さん。移動時間もそれなりにあるので、読めない時期からのリハビリ期間でも引き込んでくれそうな、東野圭吾さんの『マスカレード・ナイト』を本棚からチョイス。

一流ホテルを舞台に起きる不可解な殺人事件を、ホテル従業員として潜入した警察官がホテルスタッフとタッグを組んで解決に挑む物語。(シリーズものの第三弾)

早速いい感じに目が離せず!


ところで、「なぜ、1時間もかかる本屋さんへ?」と思った方は鋭いかもしれません。

乗り換えが結構あるので、往復で本1冊近く買える交通費と、溜まった仕事を消化できるはずの時間をかけて、Amazonで翌日配送できる新刊を「取り寄せ」してもらって数週間後に受け取りに行く。


一見、合理的には見えないけれど、私はそうすることで、持ち帰る本以上の何かを自分のなかに蓄えているのです。

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  • 「推し」を科学し「スター」を描く

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