#176 その手紙は開かないで ✉️ (でもこのレターは開いて欲しい)
暑さがほんの少し秋に向かって前進したと思えるような1週間でしたが、いかがお過ごしでしたか?
久々に焼きました。アールグレイのスコーンです
突然ですが、私、お恥ずかしながら本当によくモノを置き忘れてきてしまう人で、大事な持ち物には紛失防止タグをつけたり、アラームを使ったり、仕組みでカバーしながら生きております。(技術の発展よ、ありがとう... )
先日も荷物を出しにヤマト運輸さんの営業所に行った際に、受け取った別の荷物をヤマトさんに置いてきて、家に帰ってきて「あれ、ない!」となった矢先お電話をいただいて取りに行くことに。
ヤマト運輸のスタッフさんがめちゃくちゃ親切にしてくださり、自分も人にやさしく生きようと思いながら平謝りして帰ってきたんですが、「どうして私ってこんなに不注意な人間なのだろう...」と反省。周りを見渡すと、自分以外の人はちゃんとできているように見える...
「どうして自分はこうなんだ」とか
「なんで私はあの人みたいにできないんだろう」とか
これまでの人生で一度くらいはと思ったことってありませんか?
今日は、ふと頭をかすめる「足りない自分」や「周りがよく見えてしまう」気持ちを、閉ざされた場所での息苦しさと共に描いている目が離せなくなる本を1冊📚
時を経て、あの時の秘密を開封する
「本の感想や紹介の仕方は読み手によって変わるな」という当たり前のことを思い出したのは、その本の公式な紹介と私の読後の感想が少し違ったからかもしれません。
他人との間で揺れる心と、誰しもの人生に宿るきらめきを描く、感動の成長物語。
これがあらすじの後に書かれた紹介の一文でした。確かにそう思う部分もありつつ、私はちょっと違う感想を抱きました。「感動」とはまた違う「気づき」とか「再確認」とか、そういうことの方が大きくような感じ。大人になってできるようになったことは「成長」なのかも迷ってしまいました。読み手の今の状態や前提によるものなのかもしれませんね。(どっちがいい悪いじゃない)
だから、きっと毎週のレターで紹介する私の本の感想もまた、共感があったり、違和感があったりするだろうなとも思いました。みんな同じ感想というのも逆に不思議だし、共感にならない部分っていうのもいいですよね。って本のタイトルも言わないうちになんだか話が逸れてきたので戻ります...(すみません...)