#189 新刊を見逃す件について。
週明けから一気に冷えた1週間でした。気温が前日から10℃下がる日もありましたよね。変化が激しいと体調を崩しやすくなりますが、お変わりないでしょうか? おかげさまで、私は元気です。
寒い日は、スープです。手前はさつまいも、奥はごぼうのスープ。「スウプ」って書くと、『斜陽』感。
ところで、昨日11/23は勤労感謝の日でした。(天皇誕生日が12月から2月に移ってからは1年で最後の祝日ということに気がつきました)
その名の通り働く人に感謝を示す日ですが、今週丁度、「働く人」って、誰...? 何を以て「勤労」というのか...? というところにも切り込んだ本を読んでいたのでちょっと紹介させてください。
『あの子は貴族』などで知られる山内マリコさんの『結婚とわたし』は、タイトル通り、山内さんの同棲〜結婚に至るまでと新婚生活数年くらいの夫さんとの日々を綴ったエッセイです。
この本の主なテーマは結婚生活そのものというよりも「家事」。「家事」はSNSやニュースでも度々取り上げられる、なかなか「勤労」として難しい立ち位置のもの。
文庫の発売日は2024/2/13なので新しい内容と想像するかと思うのですが、中身は10年ほど前のものなので、若干いまと照らし合わせると感覚が変わってきているなぁというところもあります。
では、なんでわざわざ今文庫化を?と思うじゃないですか。この本の面白いところは、そこにあるのです...!