#98 不意に手元にきた本はお告げ。

世界で二番目に寒い場所の温かい物語。
Akane 2023.02.12
読者限定

雪も降るほど寒い日が続いていますが、今週はいかがお過ごしでしたか?⛄️

私は、そんな雪の日に何をしていたかというと、バレンタインパーティーをしていました。

といっても大袈裟なものではなく、食べるものを持ち寄って、友達が作ってくれたチョコレートケーキをいただきながら、なんてことないお喋りをするだけのささやかな会です。

それでも、ちょっとした工夫でだいぶテーブルは華やかになりました💐


さて、今週はそんな寒い日に読みたい、寒い場所から届いた温かな物語をご紹介します。
(仕事が立て込んでおり、ショート版にてお届けします)

***

世界で二番目に寒い町の、温かい物語

ちょっと本題と関係ないのですが、これから紹介する本についてレターで書こうと思ったきっかけは、この本が「戻ってきたから」です。

実は、私、この本、しばらくの間、失くしていました。

とある場所に持っていって、持って帰ってくるのを忘れていたようで、半年ぶりにその場所を訪れたら、当時のまま、ぽつんと佇んでいるではありませんか...!(ごめんよ...本...)

ということで、手元に戻ってきたわけですが、勝手に「これは、今、私に読めとのお告げだ」と思うことにしました。

でも、本当にお告げかな、と思うくらい、久しぶりに手元に戻ってきた本を持ったら、その表紙に、その帯に、急激に引き寄せられたのです。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1215文字あります。

すでに登録された方はこちら