#79 ずっと気になっていた本は、だいたい後悔しない。

この週末は、強い台風の影響を受けている地域もあり、心配です。。被害が最小限であることを願っています...（そして台湾の地震も心配...）

実家からマスカットが届いて、この季節が来たか！と感じました。滅多に帰らない娘に、今年もありがとう（直接伝えよ）。

色々な方々の努力によって、年中食べられる野菜や果物も増えたけれど、やっぱり旬のものって美味しいですよね。

読書の秋に、美味しいもの秋に、美しいものを見る秋に、もうなんでも自分の好きなことに「秋」をつけて楽しんでいきましょうー！🍇

それでは、今日もよろしければ最後までお付き合いくださいますと嬉しいです。

ずっと気になっていた漫画があったんですが、あまりに評判が良い口コミばかりだったり、キャッチーな雰囲気に、なんだか手が出せないでそのまま時は経ち、気がつけば、もう3巻まで出ていました。

そんな中、最近、偶然また見かけて、「と、とりあえず1巻だけ...」と買って読んでみたら、そのあとすぐに2巻、3巻も買っていました。

その作品が、こちら。

『メンタル強め美女 白川さん』は、「私は私、可愛く、強く！」という信念のある自己肯定力高め女子・白川さんを中心に、同じ職場の個性豊かな仲間たちが過ごす日常の物語。

営業事務としていつもニコニコスタイルで働く白川さんは、職場や取引先の人気者。そんな白川さんをあまりよく思わない人もいて、妬みを買ってイジワルされることも...

でも、白川さんはそんなイジワルや嫌な言葉を投げかけられても、悪意のある告げ口を受けても、悪口大会に巻き込まれそうになっても、なんてことなく笑顔で華麗にスルー！

世界観は現実味があるのだけれど、白川さんのキャラクター自体はなかなか「マンガ的」。でも、この気持ちのいい感じの振り切りはマンガだからこそ！後半で明かされる、白川さんが華麗なスルーをする今の白川さんになるまでの道のりや、前向きになってからも定期的にやってくるネガティブ（人間だもの）への向かい方も見どころ。

色々な気になりごとが「まあ、いっか！」と思わせてくれる白川マジックは、元気がない人や自己肯定感がちょっと低めな方にオススメです。

もちろん読むだけでは解決しないことは多いけれど、「大丈夫！自分は自分」と思わせられるマジックに短い時間でもかけられてみてもいいかもしれません✌️（気持ちのマッサージだと思って！）

読んでいて思ったのは、イジワルしちゃう人たちは、どこか自分に不満を抱えていて、それが自分に向かわずに、うまくいっているように見える他の人や社会に向かってしまう。（実際のところは見えていないだけで、みんな大変だと思う）

だからこそ、まずはじめに「自分を満たしにいく」「ご機嫌でいる方法を知る」が大事なんだなぁ、と思ったのでした。

とりあえず今日のところは、「圧倒的無意味な読書体験」という帯が印象的な、おもしろエッセイ・朝井リョウさんの『時をかけるゆとり』の続きと、シャインマスカット食べて満たされようっと🤤 🍇