#84 図書館から届く未来メッセージの作り方。
通常日曜日の21時に配信していますが、ミスで送り損ねてしまい、今回のみ朝に配信させて頂いています🙇♀️
今週は過ごしやすい秋の気候の日が多かったと思いますが、いかがお過ごしでしたか?
こういうレターを送っているので「読書の秋」を謳いたいところですが、一方で「食欲の秋」でもあります。私も読書と同じくらい旬の食べ物大好きで、先日法要で実家に帰った時に母が栗ご飯を作って持たせてくれて嬉しかったのでした🥹🌰

おいしいコーヒー豆をいただいて、一杯ドリップして飲むのにハマってます☕️
さて、今回のテーマは「図書館のとある仕組みを使って、未来の自分へメッセージをつくる」という需要不明の内容なんですが、今日のレターを開いたのもなにかの縁なので、よければ最後までお付き合いください! (ちゃんと本の紹介もあります👌)
図書館を使う理由
みなさんは図書館って使いますか? 私は家の近くにあるので結構使います。使う理由は、だいたいこんな感じ。
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昔の本を読みたい時
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図鑑などの大きい書籍を読みたい時
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調べもので専門書を使う時
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シリーズもので続きを読みたくなるか分からない場合にとりあえず1巻(このパターンはそのまま買っちゃうことも多いけれど)
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未来の偶然を楽しみたい時

......ん? となるのが、多分5番目。「未来の偶然を図書館で」という文脈はなかなか聞かないものです。
言い方で楽しさを盛り上げているのですが(笑)、未来の偶然を楽しむ方法は、「予約待ちの多い本を予約する」というシンプルなもの。できれば複数探して、予約待ち数をバラけさせておくのもいいかもしれません。そしてポイントはあまり本の内容を調べないこと。
どういうことかというと、「いつ届くか分からない」という予約の仕組みをつかって、「その本の予約の順番がやってきた時が読みどき」と考えると面白くなるのです。
予約がない本は、通常すぐに借りることができます。読みたいその時に。でも、私は嬉々として待ち100人の本(だいたい小説)の予約をします。
すると、忘れた頃に通知が届くんです。「予約の本が届きましたよ」と。季節が変わっていることも多いです。
予約した時と届いた時では、時間が経っているので、自身の暮らしにも多少変化が出ているはずです。そこにおいて自分でタイミングを決めずに届いた本のことを「メッセージ」だと思うようにすると、ちょっと面白くなります。
小説って、物語を通して発される作家さんのメッセージでもあると個人的には思っていて、それが青春頑張る系だったら、「よし、私も走ってみるか」と思うし、何かの価値観を問うものであれば、「今が自分自身に問うときだ」と自分も考えてみます。(大人になると、問われることって減っていく気がします)
大層なタイトルをつけたものの、書いてみると大したことじゃないな、と自分でも思うのですが、私はこれは自分で偶然を作れる感じがして、結構楽しんでいます。なんだか、本占いみたいな感じ。
あとは、「届くのが遅い」「すぐ読めない」と思わずに、「待つ楽しみがある」「届いた時が読みどき」と思えたら、気持ちがいい✌️もちろん、「なんだかな」と不満に思うこともあるけれど(人間だもの)、なるべく起きたことを楽しめる大人になっていきたいなぁと思うのでした。
ということで、図書館利用をされている方ならばすぐにできることなので、もしよければ騙されたと思って1冊、予約数の多い本を予約してみるのはいかがでしょう💡
(だいたい新刊の小説なんかは待ち多めです。やってみて騙された。。と思ったらごめんなさい!)