#127 古書店で「読むしかできない」開催しました!
【目次】
・「読むしかできない」とは
・開催レポート(来場イベント/送選書)
9月になりました!毎月言っている気がしますが、月日の流れは早いですよね...🍁 まだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
『旬のカレンダー』(ダイヤモンド社)
今週は8月に開催した読書イベント「読むしかできない」のレポートをお送りします📮
写真いっぱいなので、遊びにきたつもりで読んでいただけると嬉しいです。参加された26名の読書家の皆さんの選書もお楽しみください!(一部撮りそこねしていまいました...)
「読むしかできない」とは
先日、8月2週目の三連休初日、東京・浅草橋にある「古書みつけ」で「読むしかできない」読書イベントを開催しました。
「読むしかできない」は、
・ とっておきの選書を持ってきて
・ 本に囲まれながらたった一人で1時間読み耽り
・ 自分の選書を後ろの人に託し、前に来た人が選書してくれた本をもらって帰る
という、忙しい日々の中でなかなか取りづらくなってしまった「読むこと」それ自体の時間を純粋に楽しみ、他の参加者とは直接会わないけれど、選書を介して繋がりを感じられる、予約者限定の読書イベントです。
地理的&時間的に都合が合わないに向けた郵送選書という、全国の読書家の方と郵送で選書交換をする枠もあります。
2021年9月にはじまり、過去7回開催し、おかげさまで毎回満員御礼で参加者はのべ150人ほどに。関西や東北からわざわざ足を運んでくださった方もいました😲
2022年10月を最後にしばらくお休みをしていましたが、この度久しぶりに復活したところ26名の参加者の方に楽しんでいただくことができました!
ということで、開催レポートと参加された読書家さんの本の紹介を是非お楽しみください🎉
📚 古書店で「読むしかできない」
初めて「読むしかできない」を知ってくださる方もいると思うので、少し補足をさせていただくと、色々な事情(主に場所の確保と1人運営の課題)があって「読むしかできない」は一度2022年の秋にで一旦終了の運びとしておりました。
2022年まで開催していたイベント会場。右側は選書とお手紙を入れる机。
ですが、その後、私が東京・浅草橋にある本屋「古書みつけ」で週に1度お店番をさせてもらう機会に恵まれ、「この本ばかり(しかも、読書机がある)のゆったりと静かな古書店で、『読むしかできない』を開催できないかな?」と思いつきます。
オーナーのIさんに相談したところ、二つ返事で「読書家さんの楽しいことに店が協力できるならもちろんOK!」と言っていただき、約10ヶ月ぶりの再開となったのでした🎉
みつけに置いてある読書机。いい感じの古道具感。
久しぶりで「読むしかできない」のことも忘れられているかもしれないと思いつつ、ちょっとドキドキしながらレターで募集をかけさせてもらったところ、たくさんのお申し込みをいただき今回も全枠満席となりました。ありがとうございました🙏
参加者の皆様には誰もいない古書店でゆっくりと読書を楽しみつつ、古書店内の本と出会いつつ過ごしていただきました。
なかなか本屋で読書をするという経験はできないことも手伝って、前回とは場所の雰囲気が変わりましたが、楽しんでもらえたようでした!
みつけは結構ノスタルジックな外観。さりげなく在りすぎて、通り過ぎてしまった読書家さんも😌
選書は机の中に手紙と一緒に入れてもらいます。引き出し開けたらこんなふうに本が入っていたら、なんだかワクワクしちゃいますよね...!
私もおすすめの本やZINEも置いて、そちらも自由に閲覧してもらいました。
読書家の皆さんが選書してくださった、とっておきの本がどんな本だったのかをご紹介したかったのですが、久しぶりすぎて読書家さんとの話が盛り上がり、写真を撮り損ねてしまった方が多く、申し訳ありません...😭(6名来ていただいたので、本当は6冊分あります)
参加してくださった皆様の感想は「#読むしかできない」のハッシュタグに載っていますので、もしよかったら見てみてください👀
「また参加したい」「またいきたいな」と言っていただけてとっても嬉しかったです☺️
日も長く夕方までは明るかったですが、終わる頃には夜に。お疲れ様でした🌙
📚 郵送で「読むしかできない」
その次の週からは、全国の読書家さんと郵送で選書を交換し合う「郵送選書」に参加してくださった方へ本をお届けしました。
「郵送選書」は、参加者の方がとっておきの選書にお手紙を添えて、一度私のところへ選書を送っていただき、ランダムにシャッフルをして返送するという、仕組みはシンプルだけれど、なかなか機会のない選書を楽しめるイベントです!
私が思う、郵送選書の一番面白い瞬間は「見知らぬ読書家さんの選んでくれた本が入った封筒の封を開けるとき」✨
お手紙が同封されているので、その本が選ばれた経緯や、送ってくれた人の存在を感じることができます。このワクワクを楽しみにリピートしてくださる方も多いです。
「顔も名前も知らない、でも本が好きなことだけは分かっている読書家から郵便で届く本」って、日常ではあまりなく、なんだか物語の中にありそうな設定で、私はこの本たちを送り出すのがとても好きでした。郵便局で局員さんに「いってらっしゃい」という気持ちでお預けしました🕊
20冊の選書を全国へ!右は郵便局で送り出してきたあと。
来場はハードルが高いなという方は、是非郵送の選書から「読むしかできない」を体験してみてはいかがでしょうか?(近郊の方ももちろんOKです!)
最後に、郵送選書の方の選書をご紹介します💡
ということで、久しぶりに復活した「読むしかできない」でしたが、楽しんでいただけたようで何よりでした。私もまた読書家さんや本に出会ったり、再会したりと楽しませていただきました。
「読むしかできない」に一度でも参加してくださったことのある方は、なんとなく感じていただいたかと思うのですが、「選書する相手の年代も性別の趣味嗜好も何にもわからない」という状況で選書するのはとっても難しいものです。でも、結果的に「自分が好きな本」に戻っていけると思っていて、それがやっぱりお手紙を合わせてすごく素敵な選書の方法の一つだなと感じます。
また10月に開催予定ですので、ご興味を持っていただいた方はぜひ参加のご検討ください!(参加はレターの購読者の方が優先でご案内差し上げます。もしご興味を持っていただけたらレターの登録もぜひ☺️)
きっと、まだ感じたことのない楽しさに出会える...はず!
ということで、今週は開催報告がメインとなりましたが、こんなところで👋
怒涛の日々が少し落ち着いて、今日はひさしぶりに少し長い電車移動の中、読書を楽しみました。復帰読書なので、短いものから、と千早茜さんの『正しい女たち』を読んでいます。あっという間に読み終えてしまいそうで、また、読書な日々に戻ってきそうです。
来週からはまた、面白い本の話を一緒に楽しめますように。
それでは、また。
▼感想などあれば是非送ってください。 (匿名なのでお気軽に)
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