「読むしかできない」イベント開催レポート【号外】
【目次】
・イベント開催報告
・参加者の方々がお持ちくださった選書たち
読書週間と重なる11月1週目、東京のとある場所で「読むしかできない」イベントを開催しました。今回はその開催レポートをお届けさせてください📪
ちょっと長いですが、さっと読んでも伝わるように編集していますので、もしよければ読み進めてみてください。
60平米の天井が高く、広めの会場。真ん中のソファの席で、1時間読み耽ります📚
「読むしかできない」イベントとは
ざっくり言うと、
・次に来る誰かのために選書した本を持って
・本ばかりの広い部屋で1人で読み耽り
・前にくる誰かが選んでくれた本をもらって帰る
という予約者限定の本部屋1人読書&選書イベントです。(詳細はこちら)
今回は、①イベントへ来場参加、②設営・片付けお手伝い参加、③郵送で選書のみ参加の3つの参加方法があり、後方支援含め総勢23名の方にご参加・ご支援頂きました🎉
1. 来場参加編
会場の場所は予約確定した方のみにお知らせしています。建物はオートロックの閉ざされた場所。入り口の看板を見て、インターフォンをならしてもらったら主催の私、Akaneが扉を開けに行き、お部屋に案内いたします。
お部屋に入ったら、まずはご案内。消毒のお願いやお茶やコーヒーなどセルフでお楽しみ頂けること、本も自由に読めること、音楽や空調なども自由に調節してもらえることなどをお伝えします。
ご案内が終わったら、もうあとは1時間、1人だけの楽しい「読むしかできない」時間のスタートです!(ご案内を差し上げたら私は別の部屋に移動します)
このイベントでは入場料として1冊の本をお持ちいただくのですが、一番右の写真にある机にメッセージカードと筆記用具が置いてあり、そこで選書本のおすすめ理由などをメッセージカードに書いていただきます。
そのあと、本とカードを持って、「読むしかできないイベント」の名物家具?のガラス張りの「選書机」の前へ。
ここには、前の予約枠の方が同じように選んだ本とメッセージを残してくれています。この本とメッセージを受け取り、自分が持ってきた本&書いたカードを入れたら準備完了です。
あとは自由に読書時間となりますが、もらった本をすぐに読み始めていた方もいましたし、本部屋に置いてある本を読んでいた方もいましたし、ご自身の読み途中の持参した本を読んでいた方もいました。
座った場所から見た目線はこんな感じ。
いらしてくださった皆様は、年齢も性別も暮らし方も本当にさまざま。それが逆に本や読書が誰にでも開かれた世界だなということを教えてくれた気がします。
1時間読み終わった後に15分ほどおしゃべりをさせて頂くのですが、「本が好き」「読書が好き」ただそれだけで盛り上がるのには十分な要素でした✌️
▶︎来場参加くださった皆さんの感想は「#読むしかできない」からご覧頂けます。
2. 設営・片付け・ミニ読書会参加編
初回は、ほぼひとりで設営・片付けをしていましたが、その時に「これもみんなでやったら楽しいかな」と思い、2回目は設営・片付け+ミニ読書会という形で募集をしたところ、初回の参加者の方を中心に6名の方にお手伝いいただけることになりました。(感謝🙏)
設営・片付けは「別の場所にある什器と本の運搬・設置・撤去」を一緒にやっていただきましたが、皆様お仕事がはやいことはやいこと...設置も片付けも予定よりもだいぶ早く完了して、ミニ読書会兼お茶会を早々に開始。
お茶を飲みながら各自一冊ずつ選んできた本を紹介しながら交換。セレクト理由を訊くのがやっぱり面白いです。その方の持つ背景やお人柄が浮かび上がるから不思議。
これは設置の会の時のミニ読書会。
片付けの方のミニ読書会の写真を撮り忘れてしまいました😭
ささやかなお礼に、私からも一冊本をプレゼントさせて頂きました📚(楽しく読めていたらいいなぁ...)
一人で設置していた初回とは異なりあっという間に準備が終わり、しかも楽しい。大変助かりました。皆さんからも楽しんで頂けた旨のご連絡を多くもらえたので、初対面でもやっぱり共通の「好き」があると発見や面白さにあふれた場になるようでした!
3. 郵送選書編
初回の時に「ぜひ東北でも!」「関西でやってほしい」などなど、東京のほかからも参加してみたいというお声をいただきました。イベントの開催はなかなか難しいですが、会場に来なくても楽しめる方法として、「郵送選書」を企画したところ、こちらも好評でした☺️
選書が届いたあとに、Twitterでは繋がる様子も...!自分が選んだ本をお相手が楽しく読んでくれた様子を見たらとっても嬉しくなりますよね。(Instagramから参加してくださった方にお見せできないのが悔しいところ...)
郵送選書は「封を開ける時のワクワクがものすごい!」という感想をいただいて、読書週間にちょっとした楽しみをお届けできたようです🎁
来場参加者の方々の選書ご紹介
最後に来場参加の方々の選書をご紹介します。小説も少し昔のものから最新のものまで、またジャンルとしても時代小説、海外小説と多岐に渡り、エッセイやノンフィクション、一般書籍まで幅広く集まりました!
小さくてごめんなさい...😭
読んだことのある本、気になる本などあったでしょうか?
選んだ理由やオススメ理由を伺っていくと、どれも欲しくなってしまいます。なにって、選んだ本を語る時の目が👀✨違うのです。こんな風に紹介されたらついつい本屋さんで見かけたら手にとってしまいますね。
どんな人の手に渡ったのかは分からず、その後を追うことはできませんが、それでも書いてもらった一筆はきっと次の方の心に刺さっているはず...
いらした方はどなたも本当に朗らかで素敵な空気感を纏う、本と読む時間が好きな方々でした☺️
おまけのひとコマ
福祉施設で働く友人が協力してくれたオリジナルの栞はお土産に&読書のお供に本の箱に入ったミルフィーユをお出ししました(パイ生地をあらわす、フィユタージュというフランス語には「本のページをめくる」という意味があるのだそう!)。
終了後はひとりでキャンドルナイト読書をしたのですが、これもまた風情(?)があってよかったので、「夜の"読むしかできない"」イベントもいつかやりたいものです...🕯
今回もたくさんの方にご参加&ご支援頂き、本当にありがとうございました!
次回は2022年1月開催です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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