【号外】「読むしかできない #5」開催レポート & 次回案内

「読むしかできない」は、

・ 選書した本を持って
・ 東京都内の、とある本のある広い空間でたった一人で1時間読んで
・ 前に来た人が選書してくれた本をもらって帰る

という、「読むこと」それ自体を純粋に楽しみ、他の参加者と直接会わないけれど、参加者との繋がりを感じられる予約者限定の読書イベントです。（詳しくは募集内容をご覧ください）

地理的に、時間的に都合が合わないに向けた郵送選書枠、少人数で話したい・イベントを手伝おうと思って下さった方に向けたお手伝い枠もあります。

2021年9月にはじまり、今回2022年6月に第5回目の開催となりました。おかげさまで毎回満員御礼です🎉（延べ参加者は100人を超えました！今回はなんと東北から参戦してくださった方も...！）

📦 設営

梅雨の時期だったので、仮に雨の日でも気分よく読書タイムを楽しんでもらえるように、お迎えの花を調達。前回は春だったので桜にしましたが、今回は紫陽花にしました！

何度か来てくださる方の中には、お花のお迎え嬉しいとのコメントいただいているので、張り切って選んでいます💪

今回は設営のお手伝い募集はできなかったのですが、大きいものは助っ人に助けてもらいつつ、せっせと設営していきます。もう5回目なので、結構手慣れています👌

📚当日

逆に、当日はもう5回目だというのに、毎回ドキドキしながら朝を迎えます。このところ雨ばかりだったのに、このイベントは本当に天気に強くて（屋内イベントなのに）、今回もキラリと晴れました！会場に差し込む光がいい感じです。

会場の場所は予約確定した方のみにお知らせしています。建物はオートロックで普段は一般開放されていない、でも、きっと一度はみんな足を踏み入れたことがある、既視感のある場所...🫢

お部屋に入ってもらったら、消毒や検温にご協力いただき、簡単に過ごし方のご案内を差し上げます。

お部屋の音楽は読書の邪魔にならないようにゆるやかなカフェミュージック。

過ごしていただく時間は空調や音量など好きなように変えてもらってOK。

ご案内を差し上げたら、スタッフは別室へ移動するので、本当にたったひとりだけの空間を楽しむことができます。（これが、実はなかなか普段の暮らしにはないこと...！）

このイベントの楽しみの一つに、「次の枠の人に選書した本を渡す＆前の枠の人が選書してくれた本をもらう」ということがあります。

写真だとちょっと見えにくいですが、白い机の上にはメッセージカードと封筒が置いてあり、次の人へ選んできた本について選んだ理由などを綴って頂きます。そして、本とメッセージを持って、「どんな本に出会えるのか...！」という期待を胸に選書机へ！

選書机の前に立つと、前の枠の方が選書してくれた本とメッセージが置いてありますので、本とメッセージを受け取り、自分が持ってきた本＆書いたカードを入れたら事前準備は完了です！

「もしかしたら持っている本かもしれないと思うと、選書でメジャーな本は控えた方がよいでしょうか？」とお気遣いのお問い合わせを頂くことがあるのですが、「持っている可能性」はどんな本でもゼロではないですし、実際に結構珍しい本の選書でも既に持っていたという方もいらっしゃいました。

でも、その方もめちゃくちゃ笑顔で「うれしい」と言っていました。お手紙があって、同じ本が好きであることそれ自体が特別だからだそうです。だから、ぜひいい意味で自己中心的に「これは！」と思う本を選んでもらればと思います！

「読むしかできない」のイベント案内でも、事前に被る可能性についてはお伝えしていますし、実際にそうなっても、参加してくださった方でそれを厭う人はいませんでした。それはそれで選んでくださった価値がちゃんとあるのです✌️だから、安心して参加してください☺️

あとは自由に置いてあるお茶やコーヒーを淹れて、本をゆっくり読むだけ。

今読んでいる本を持ってきて読む方もいますし、部屋の本を眺めて新しい本を発見する方もいますし、前の枠の方の選書を読み始める方もいます。過ごし方は、みんなそれぞれ。

あえて整頓しないでバラバラに積み重ねて、本との偶然の出会いを楽しむ掘り出しコーナーを会場の中心に据えながら、ソファの周りにはすぐに読める漫画を、「本屋さんにまつわる本」や「洋書」などテーマを決めて集めたセレクトは入口や窓側に設置しました。

1時間の読みタイムが終わったら、ノックでお知らせします。

みなさん「あっという間だった...！」と仰ってくださいます。読書家にとっての1時間は読み始めたら足りないですよね🥲

次の方がいらっしゃるまでの間、すこしだけ本の話をさせて頂くのですが、主催者としてはこの時間が楽しみで、「リアルではなかなか本の話をする人が少ない」という方も多く、ついつい話し込んじゃいます。

今回は「自分で読書会をやってみたい（or 今度やることになった）」「本に関することを仕事にしてみたい」といった主催としての活動を試みている方も数名いらっしゃり、運営の話などについても盛り上がったのでした。

どなたとも共通の話題に事欠かないので、時間が足りず、惜しみつつ入口までお見送りしてお別れします...

これが、読むしかできないイベントです。なんとなくでも伝わり、「ちょっと行ってみたいかも！？」と思っていただけたのならとても嬉しいです☺️

最後に、いらしてくださった皆様の選書をご紹介します📚

みなさんの知ってる本・好きな本はありましたか？👀（スマホでご覧の方はぜひ拡大してチェックしてみてください！画像がちいさくてごめんなさい🙏）

▶︎来場参加くださった皆さんの感想はTwitterの「#読むしかできない 」からご覧頂けます。（ありがとうございました！）

🧹片づけ & ミニ読書会編

片づけは今回、昨今の事情もありご配慮のもとお越しになれない方もいらっしゃって、2名の方にお手伝い頂きました🙏

力持ちな読書家さんがいらっしゃって、通常2名で運ぶ什器やソファをガンガンお一人で運んでくださり、うまく分担し合ってあっという間に終了... 😲

片付けが終わると、お待ちかねのミニ読書会！今回は夕方からスタート。

持ち寄りの本の紹介では、知っている本なら共感、知らない本には期待がむくむくと湧いてきます。本の紹介だけにとどまらず、本の読み方や、電子・紙などの好みの話、持ち歩く本のサイズや、本屋さんをとりまく社会の話、など少人数ならではの会話の濃さがあり、めちゃくちゃ盛り上がりました！（結果、予定時間は過ぎてしまっていた...）

これまでお手伝いくださった方はご存じかと思うのですが、正直、本や什器の運搬は終わった後に汗ばむくらいには大変です😂

でも、お世辞かもしれませんが、毎回「また手伝いたい！」と言ってくださる方が多いのです。仮説ですけど、一緒に片付けをやって「お疲れ様でした！！」という気持ちがあってから読書会をスタートするので、謎の一体感（？）が生まれるからかもしれません。

来場イベントへの参加が難しい方向けに始めた郵送選書ですが、こちらはこちらで盛り上がりを見せます！

「選ぶワクワクがいい！」や「選書をきっかけに手持ちの本を再読していい本と再会できた」と言う方はもちろん、やっぱり「誰かの選んでくれた本の入った封筒の封を開ける楽しみ」っていいですね。

お手紙が同封されていることで、本屋さんで見つけたらスルーしているかもしれない本がなんだか特別に見えてくるから不思議です。

今回は、関東、中部、関西、四国、九州から本が届きました！

少人数で回しているため、色々と手が回っていないところも多くありますが、今回も参加してくださった方々はもちろん、裏方・後方支援をしてくださった皆さまやSNSでイベントを拡散してくださった皆様のおかげで無事に終了することができました！

今後のイベントスケジュールは、以下の予定です。

🌻 夏の回（予定） ※募集 7月上旬
8/11（祝）来場イベント
8/12（金）夜の読書会（昼間はおやすみ）
8/13（土）来場イベント
8/14（日）片づけ＆ミニ読書会
※ お盆の時期で来れる人少なさそうな予感ですが、ぜひ遊びに来てください....( ⚆ ⚆ )💡

🎃 秋の回（予定） ※募集 9月上旬
10/8（土）来場イベント
10/9（日）来場イベント
10/10（祝）片づけ＆ミニ読書会

もし気になっている方はご予定空けておいてもらえると嬉しいです☺️1ヶ月前くらいに募集をかけますが、レターに登録をしてくださったいる方々には先にお知らせします。

予定なので、もしかしたら変更があるかもしれません。ご了承ください🙇‍♀️

今回もたくさんの方にご参加＆ご支援頂き、本当にありがとうございました！また、最後までご覧いただきありがとうございました！

これを機に毎週発行している本のニュースレターを購読してみようかな？と思っていただいた方は是非こちらから。（イベントや本関連の特典等はレター購読してくださっている方に先行してご案内させて頂いています🙇‍♀️）

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