#9 10年前の今日、出会った本。
こんばんは。Akaneです。春、全開の毎日ですが、お元気ですか。
春、全開。(図書館の花壇)
このレターが届くのは2021年4月11日ですが、わたしが今これを書いているのは2021年4月7日です。
突然ですが、10年前の今日、何をしていたかって思い出すことってできますか?
10年前の今日、何をしていた?
2011年の4月7日、わたしは、とある会社の面接を受けていました。面接を受けながら、この会社とは合わないかもな、と思い、面接の最後に、「いろいろお話して、おそらく合わないと思ったので、今回の応募は辞退させてください」と言って会議室を出ました。就職の面接は受かるとか、落ちるとかではなくて、合うか合わないかをお互いが確かめるものだ、と思っていたのでそう申し出たのでした。
今なら「合わない」と思っても、すぐその場で口にはしない大人になったけれど、当時のわたしは幼くて、その力量と想像力は持ち合わせていなかったんですよね。(理屈があっていても、それだけでは動かないこともあるということを、その後、働きながら知っていくことになるのですが )
ところで、なんで、こんなに明確に思い出せるの?作り話じゃない?と思う方もいるかもしれません。でも、一応本当です。なんでかというと、わたしは、長いこと日記を書いているからです。
もちろん書けなかった日もあるけれど、人生の1/3くらいは書いてるんじゃないかな。なので、たまにこうやって過去の自分を探して遊んでいます。「5年前の今日は何を思っていたのかな」「新卒のときって何考えてたんだっけ」と。昔の自分は、たまに、自分じゃないようでびっくりします。一方で、ずっと変わらないこともあったり。
ちなみに、2011年4月7日の日記の結びにはこう書いてありました。
面接終わって帰ってきて、駅についていった場所はやっぱり本屋。気付いたらあっという間に1時間経過。ということで、前からほしかった「船に乗れ!」が文庫化してたので買って帰宅。
(その時の文の章ままを写したので読みにくいですね、、「駅についていった」って…「駅に着いて行った」って書かないと意味変わってきちゃう😂まあでも、当時の私は10年後にこんな風に公開されると思っていなかったでしょうからお許しを)